JR北海道空席情報検索の使い方

   
184  2016-04-03 21:16:32
当サイトではJR北海道の空席情報を毎晩記録し、過去に渡って検索できるよう提供しています。

なぜ「過去の空席情報」が必要なの?

本サイトが提供する空席情報は先のものは表示しません。あくまでも過去の空席情報を検索するものです。
ですから基本的に「使えない」情報であることをあらかじめお断りいたします。

では、なぜ「過去の空席情報」を記録してるんでしょうか。
ひとつは「過去の指定席販売状況から指定席販売の予想ができる」です。
連休や正月、お盆など、非常に移動が多くなる時期に、どの列車に空席があったのかを知ることは、指定席を取るときに有効でしょう。

ひとつは「過去のある日の前日までの運行予定を知ることができる」です。
この空席情報は前日の22時に取得していますので、その時点で運休が決まった列車は掲載されません。
当サイトのJR北海道インシデント検索と合わせて、列車の運行状況を知ることができます。

そしてひとつは「指定席販売の傾向を知ることで、景気やJR北海道の財務状況を知る」です。
列車を空席で走らせても、満席で走らせても運行経費はほとんど変わりません。満席の列車が増えれば、その区間の利用が多いことを表しますし、
空席が多ければ、その区間は不人気であるということです。
「北斗星」や「はまなす」は本当に人気列車だったのか?それは指定席発売結果だけが知っていることです。


新幹線は2区間で取得しています

北海道新幹線開業に伴い、当サイトもリニューアルしています。
今回東北新幹線区間と北海道新幹線区間を分けて掲載しています。これはなぜでしょう?
たとえば北海道新幹線開業日の「はやぶさ5号」を例にしましょう。
東京→新青森の区間は指定席・グリーン席が×、グランクラスが△となっています。
では新青森→新函館北斗はどうでしょう
指定席は○、グリーン席・グランクラスは×となっています。
これは新幹線は途中駅で乗降が可能ですから、同じ座席を区間によって複数の方が使うことができます。
東京-新青森間の仙台や盛岡までの利用者が多く、逆に仙台・盛岡から新函館北斗への利用客が少なければこのように東北新幹線区間は満席となり、
北海道新幹線区間は空席と表示されます。
逆にこの列車は新青森-新函館北斗のグランクラスは満席ですが、東京-新青森は空席がありますので、北海道新幹線区間の「お試し」乗車が多かったと考えられます。

この結果からわかる北海道新幹線の「空席」の怪

JR北海道も発表していますし、マスコミがこぞって北海道新幹線は25%しか指定席が売れていないと酷評しますが、これには2つの要因があります。
●東北新幹線区間が満席なら、北海道新幹線区間が空席でも実質的には満席である
先の「はやぶさ5号」のように東北新幹線区間が満席で、北海道新幹線区間に空席がある場合、この両区間を通しでの指定席を購入しようとした場合の結果は「満席」です。
実際に空席があっても使えないということが、今後も発生することでしょう。
これは東京と仙台や盛岡を最速で移動する方法が「はやぶさ」であることに起因します。北海道新幹線へ直通する列車は東北への利用客も便利な列車なのです。

●北海道新幹線区間は特定特急券で乗車できる
北海道・東北新幹線区間を運行する「はやぶさ」「はやて」は全車指定席です。自由席はありません。ですから利用客は「指定席券」を持たなければ乗ることができません。
しかし、盛岡-新函館北斗の区間では指定席券を持たずに「はやぶさ」「はやて」を利用できる「新幹線特定特急券(立席)」が発行されます。
この特定特急券は「列車の指定」も「席の指定」もありませんが、普通車指定席の空席に座ることができる特急券になります。これは通常期の指定席特急料金から520円割り引いた金額になります。

比較的利用客の少なく自由席連結列車のない区間では満席になる列車は少ないので、この特定特急券で乗る方が多いのです。
つまり、新函館北斗-盛岡間の利用客は指定席を取らないことが考えられるので、いくら利用客がいても「満席」にはならないのです。

東北新幹線区間が満席でも北海道新幹線を利用する方法

さて、これから考えると、東京-新函館北斗で利用したい列車が満席だった場合、以下の2つの方法で利用できます。
●東京-盛岡を別列車で利用し、盛岡-新函館北斗を「はやて」「はやぶさ」で利用する
東京-盛岡には自由席連結列車である「やまびこ」が運転されていますので、これを利用し盛岡で乗り換える方法です。運賃、料金は通算されます。

●満席なら「立席特急券」を発行してもらう
満席列車には「立席特急券」を発行してもらうことができます。なお、ここでの立席特急券とは先に出てきた「特定特急券(立席)」とは
似ていますが違うものです。ここでの立席特急券は「列車が指定されていて」「着席できない」ものです。発売枚数が限られますので立席特急券自体が満席になる場合もあります。
しかし、たいていの場合はこの立席特急券を使うことで、座れないにせよ全区間を乗車できます。特急料金は520円引きとなります。
この場合も運賃、料金は通算されます。

なお、上記で料金「通算」というのは、制度的な北海道新幹線と東北新幹線の特急料金を「合算」するということが変わる意味ではありません。盛岡または仙台での特急券の分割がないという意味です。
もうひとつ余談ですが「立席特急券」は「りっせきとっきゅうけん」と読みます。まぁ「たちせき」でも駅員さんはわかってくれますし、駅員さん自身もお客にはたちせきと案内することが多いようです。


カテゴリ

北海道の鉄道関係

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